【小学生におすすめ】海外の面白いシリーズ小説ランキング10選【読書】

1. 小学生におすすめの海外シリーズ小説とは?

1-1. シリーズ小説の魅力

シリーズ小説の最大の魅力は、同じ登場人物や世界観と長く付き合えることです。
1冊読み終えた後も物語が続いていくので、次巻へのワクワク感が途切れません。
特に海外の作品は、広大な世界設定や奥深いキャラクター描写が多く、想像力をどんどん刺激してくれます。

1-2. 海外作品を読むメリット

海外の物語は、文化や価値観、言葉の使い方が日本と異なるため、新しい発見がたくさんあります。
異文化の人々がどのように友情や勇気を描くのかを知ることで、自分の世界が広がります。
また、翻訳本を通じて語彙力や表現力も自然に身につくのも嬉しいポイントです。

1-3. 選び方のポイント(難易度・ジャンル・ボリューム)

  • 難易度:小学校低学年なら短めで挿絵が多い作品から、中〜高学年なら厚めの本や少し難しい語彙の作品もOK。
  • ジャンル:ファンタジー・冒険・ミステリーなど、本人がワクワクできるテーマを。
  • ボリューム:あまりに長すぎると途中で挫折しやすいので、全巻数や1冊あたりのページ数も考慮しましょう。

2. 小学生向け海外シリーズ小説ランキングTOP10

2-1. 【第10位】マーリン

すべての魔法使いのあこがれであり、世界中の物語のなかで愛されてきた史上最大の魔術師マーリン。
そんなマーリンの少年時代の秘密をあきらかにしたのが、この『マーリン』シリーズ。
苦難と驚きにみちた冒険がいま幕をあけます。本格冒険ファンタジー。

2-2. 【第9位】エラゴン

農村で暮らす少年エラゴンが、ドラゴンの卵を拾ったことから始まる冒険。
ドラゴンと心を通わせながら、強大な敵に立ち向かう王道ファンタジーです。
厚みのある世界設定と、緻密な戦闘描写が魅力。中学年〜高学年向け。

2-3. 【第8位】ドラゴン・ラージャ

韓国発の人気ファンタジー小説で、翻訳を通じて世界的に読まれています。
主人公と仲間たちが、ドラゴンの世界で試練を乗り越えていく姿に胸が熱くなります。
友情や成長をしっかり描いているので、感情移入しやすい作品です。

2-4. 【第7位】サークル・オブ・マジック

個性豊かな4人の若者が、それぞれ異なる魔法の才能を持ち寄って成長していく物語。
「チームで困難を乗り越える」ストーリーが好きな子にぴったり。
読みやすい文章と短めの巻構成で、シリーズ初心者にもおすすめです。

2-5. 【第6位】バーティミアス

ロンドンを舞台に、少年魔術師と毒舌精霊バーティミアスが繰り広げる冒険。
皮肉とユーモアが絶妙で、大人もクスッと笑える場面多数。
テンポの良い会話と意外な展開がクセになるシリーズです。

2-6. 【第5位】指輪物語

ホビット族のフロドが、邪悪な力を持つ指輪を破壊するため旅に出る物語。
壮大な世界設定と緻密な言語・文化描写は、まさにファンタジーの金字塔。
長編ですが、物語にじっくり浸りたい読者にぴったりです。

2-7. 【第4位】デモナータ

恐ろしい魔物「デーモン」と戦う少年たちのダークファンタジー。
ホラー要素もあり、ドキドキ感が強め。怖い話が好きな子におすすめです。
短い章構成でテンポが良く、どんどんページをめくってしまいます。

2-8. 【第3位】ハリー・ポッター

魔法学校「ホグワーツ」に入学したハリーが、仲間たちと魔法を学びながら、やがて世界を揺るがす戦いに挑みます。
友情・勇気・成長といった普遍的なテーマが詰まった傑作。
シリーズを通じて読むことで、登場人物の成長も楽しめます。

2-9. 【第2位】ダレン・シャン

普通の少年ダレンが、ある出来事から吸血鬼の世界に足を踏み入れます。
吸血鬼と人間の間で揺れる心情や、友情と裏切りのドラマが見どころ。
短い章ごとに区切られていて、テンポよく読めるのも魅力です。

2-10. 【第1位】デルトラ・クエスト

王国を救うため、7つの宝石を探す旅に出るリーフたち。
章ごとに仕掛けやパズルがあり、読者も一緒に謎解きを楽しめます。
低学年から高学年まで幅広く愛されるロングセラーです。

3. 読書をもっと楽しむための工夫

3-1. シリーズものを途中で挫折しないコツ

  • 1日の読書時間を短めに設定:毎日10〜15分でもOK。長く読むより「毎日少しずつ」の方が続きやすいです。
  • 章ごとに区切って読む:1冊を一気に終わらせようとせず、キリのいい場面で止めると次が楽しみになります。
  • お気に入りのキャラクターを見つける:推しキャラができると、その子の行く末が気になって読み進められます。

3-2. 読書ノートや感想日記のすすめ

読んだ本のあらすじや心に残ったセリフ、面白かった場面を書き残すと記憶に残りやすくなります。
イラストを描いたり、好きな場面をマンガ風にしてみるのも楽しい方法です。
友達や家族にそのノートを見せれば、読書の感想を共有するきっかけにもなります。

3-3. 図書館・電子書籍の活用法

  • 図書館:貸出冊数や返却期限を活用して、自然に読書のペースができます。
  • 電子書籍:文字サイズや背景色を変えられるので、目に優しく、自分に合った読みやすさに調整可能。
  • シリーズの全巻を一度に借りる/購入すると、続きを待たずに一気読みできます。

4. まとめと次に読むべき一冊

4-1. 今回紹介した10作品のジャンル別早見表

ランキングタイトルジャンル難易度の目安
1位デルトラ・クエストファンタジー・冒険小学低〜高学年
2位ダレン・シャンダークファンタジー小学高学年
3位指輪物語ファンタジー小学高学年〜
4位ハリー・ポッター魔法・学園小学中〜高学年
5位デモナータダークファンタジー小学高学年
6位バーティミアス魔法・ユーモア小学中〜高学年
7位サークル・オブ・マジック魔法・友情小学中学年〜
8位ドラゴン・ラージャ冒険・友情小学中学年〜
9位エラゴンファンタジー・冒険小学高学年
10位マーリンファンタジー・歴史小学中学年〜

ジャンルや難易度を見ながら、自分に合った作品から読み始めるとスムーズです。

4-2. 次にチャレンジしたい海外作品リスト

ランキングの10作品を読んだら、次は少しジャンルを広げてみましょう。

  • 『ナルニア国物語』:王道ファンタジーで、成長と冒険を楽しめます。
  • 『ライラの冒険』:哲学的な要素と壮大な世界観が魅力。
  • 『魔女の宅急便』(海外翻訳版): 魔法と日常生活が融合した優しい冒険物語。

どの作品も、シリーズとして読むことでさらに深く世界観に入り込めます。
まずはランキングの中からお気に入りを見つけ、少しずつ読書の冒険を広げていきましょう。

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