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Eマイナー・ペンタトニック・スケールが使用されている有名曲4選【ギターソロ】

1. はじめに

ギターソロの魅力を引き出すスケールの一つが「Eマイナー・ペンタトニック・スケール」です。

多くのロック・クラシック・ブルースの名曲で使用されており、そのシンプルながらも表現力豊かなフレーズは、ギタリストにとって必須のテクニックとなっています。

本記事では、このスケールが使用されている有名なギターソロを5曲紹介し、各ソロの特徴や練習のポイントを解説します。

2. Eマイナー・ペンタトニック・スケールとは?

Eマイナー・ペンタトニック・スケールは、E、G、A、B、Dの5つの音から成るスケールで、ブルースやロックのソロで頻繁に使用されます。

このスケールをマスターすることで、ギターソロの幅が広がり、表現力が増します。

3. Eマイナー・ペンタトニック・スケールを使用した有名曲5選

3-1. Sweet Child O’ Mine – Guns N’ Roses

  • 特徴: アルバム『Appetite for Destruction』に収録されたこの曲は、スラッシュのアイコニックなリフとソロで知られています。ソロ部分では、Eマイナー・ペンタトニック・スケールを基にしたフレーズが多く、特に高音域での表現力が際立っています。
  • 練習のポイント: スラッシュ特有の「スライド」「ベンド」「ヴィブラート」を意識して練習すると、より本物に近づけます。

3-2. Purple Haze – Jimi Hendrix

  • 特徴: ジミ・ヘンドリックスの代表曲で、ブルースとサイケデリックが融合した独特の世界観が魅力です。ソロでは、Eマイナー・ペンタトニック・スケールを基にしつつ、ブルーノート(B♭)を取り入れたフレーズが特徴的です。
  • 練習のポイント: フレーズのリズムとタイミングを正確に捉えることが重要です。また、エフェクト(ファズやオクターバー)の使い方にも注目しましょう。

3-3. Back in Black – AC/DC

  • 特徴: アルバム『Back in Black』のタイトル曲で、アンガス・ヤングのエネルギッシュなギターソロが印象的です。Eマイナー・ペンタトニック・スケールを基にしたシンプルながらも力強いフレーズが特徴です。
  • 練習のポイント: スピードよりも正確なピッキングとリズム感を意識して練習しましょう。

3-4. La Grange – ZZ Top

  • 特徴: ブルースとカントリーが融合した独特のグルーヴが特徴のこの曲では、Eマイナー・ペンタトニック・スケールを基にしたフレーズが多く、特にビリー・ギボンズのスライドやベンドが印象的です。
  • 練習のポイント: スライドやベンドのテクニックを重点的に練習し、グルーヴ感を大切にしましょう。

4. まとめ

Eマイナー・ペンタトニック・スケールは、多くの名曲で使用されており、その表現力豊かなフレーズはギタリストにとって欠かせない要素です。

各曲のソロを練習することで、このスケールの理解が深まり、ギターソロの技術向上につながります。

ぜひ、紹介した曲を参考に、練習に取り組んでみてください。

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