映画「シックス・センス」は1999年に公開され、その驚愕の結末と深い感動で多くの観客を魅了しました。
そんな映画「シックス・センス」の続編を見たいと思った方も多いのではないでしょうか。
「シックス・センス」には映画の続編は存在しませんが、映画公開後、ジム・デフェリスによって映画の小説版が、デイヴィッド・ベンジャミンによってその後のコールの姿を描いたオリジナル小説3部作の小説が存在します。
この小説では、映画の物語をさらに広げ、コールの新たな冒険を描いています。
しかし、この3部作をどの順番で読むべきか迷っている方も多いでしょう。
本記事では、「シックス・センス」の続編を読みたい皆様のために、続編3部作の最適な読む順番を紹介します。
各作品の魅力も併せて紹介し最後までお楽しみください。
読む順番
結論から言うと読む順番は、「生存者」→「逃亡者」→「密告者」で問題ありません。
下記では、それぞれの概要について紹介していきいます。
それぞれの作品について
1. 生存者
あらすじ
小児精神科医マルコム・クロウとの出会いから一年…“死者を見る能力”を持つ少年コール・シアーは、今だ 戸惑いながらも自らの能力を受け入れ学校生活を送っていた。少ないながらも友人もできたコール少年は美術の課 外授業中、偶然にも飛行機墜落事故を目撃してしまう。そして彼の前に再び死者たちが現れる…。 首の折れたロシア人テロリスト、お互いの恋人を探して彷徨う男女、そして唯一の生存者である少女の姉…。は たして飛行機墜落は事故なのか故意なのか?コール少年の“シックス・センス”によって、謎は解明されるのか。
ポイント
「生存者」では、コールが前作の出来事から立ち直ろうとしながら新たな危機に直面する様子が描かれます。
コールが新たな親友や刑事と信頼関係を築く姿に心が温まる作品です。
2. 逃亡者
あらすじ
「死者を見る能力」を持つ少年コール・シアーに安息の時間は訪れない。課外授業中、偶然目撃した飛行機墜落事件が解決したのも束の間、再び事件が起こった。親友であるジェイソンの兄テッドが謎の失踪を遂げたのだ…。さらに飛行機事故で亡くなった人間が再びコールの前に現れる…。事件は解決したはずではなかったのか?テッド失踪との関係性は?コール少年の「シックス・センス」によって謎は解明されるのか———。
ポイント
コールは、前作に引き続き多くの幽霊に遭遇します。
マルコムのことを思い出すことも減っていき、コールが事件解決に活躍するところも多く描かれており、成長を実感できるところも大きな見どころです。
3. 密告者
あらすじ
「死者を見る能力」を持つ少年コール・シアー。彼の通うフィラデルフィア・セント・アンソニーズ・アカデミーは、州でも有数の私立校。しかし、校舎の建つその地は、独立戦争時代から100年間に渡って監獄や絞首刑台を備える裁判所でもあった。図書室で−首吊り縄をぶらせげる死者…保健室で−咳き込みながら眠る少女…そして古小屋の窓辺から視線を送る謎の少女…。米英で争われた「1812年戦争」を背景に複雑に絡み合う死者と生者の関係。死者の取り巻く学校で耐えきれなくなったコールは、周囲の生徒から、そして先生から、再び「いじめ」にあうことに。果たしてコールは、この困難にどう立ち向かうのか?そして、複雑に絡み合った糸を解きほぐすことができるのか?
概要
「密告者」では、主人公が真実を暴くために密告者としての役割を果たす様子が描かれます。
生徒や先生からいじめにあってしまいますが、強くなったコールの姿と、最後の展開に心が温まります。
最後に
「シックス・センス」の続編三部作「生存者」「逃亡者」「密告者」は、それぞれが関係しており、完全なストーリーのつながりはありませんが背景はしっかりと引き継がれていますので、コールを取り巻く環境の変化等を感じることができます。
上記で紹介した順番で読むことで、ストーリーの連続性やキャラクターの成長をに楽しむことができます。
このシリーズは、単なるホラー小説ではなく、ヒューマンドラマとしての要素も強く持っています。
恐怖と感動が交錯するストーリー展開が、多くの読者が好きになるポイントでしょう。
各作品のスリルと感動を存分に味わいながら、コールの経験を追体験してみてください。
以上です、最後までお読みいただきありがとうございました。